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今でも切ない学生時代の彼との恋愛

学生時代、初めて自分から告白してできた初めての彼氏。

クラスも部活も一緒。毎日学校へ行くのが楽しかったことを覚えています。

彼もお付き合いは初めてという初めて同士のカップルで、とても初々しいお付き合いでした。

お昼休みに待ち合わせして会ったり、メールしたり、部活で何気なくアイコンタクトを送ってみたり、そんな些細なことが本当に嬉しくって、照れくさくって。

しかし、お互い初めてのことでどうしたら良いのかわからない部分も多くあり、それに悩んでしまったのか数か月でお別れすることに。彼からの申し出でした。

最初混乱しましたが、彼が望むならと私も納得しました。
それから卒業まで、部活では支えることに徹しました。別れても私はまだ彼が大好き。毎日顔を合わせなければならないのが嬉しくもあり、苦しくもあり、切ない毎日でした。

でも、ここでもう一度自分の想いを伝えるとおそらく部活の仲間としての関係も壊れてしまう。それが一番怖かったので結局卒業まで想いを伝えることはできませんでした。

卒業後も年に数回連絡をとる関係が続きました。話の流れで何度か会って食事をしたり、飲みに行ったりもしました。周りの人からみたら普通のカップルに見えるんだろうなと思うと余計に切なくて。

でも彼への想いを吹っ切ることができなかった私はこの関係が続くことだけでも幸せだと、彼の近況や仕事への想いを聞ける間柄ということだけで十分じゃないかと自分に言い聞かせていました。

いつしか彼にも新たな彼女ができ、私にも別の彼ができました。

それからも友達関係は続き、会えばお互いのパートナーについての相談や仕事の話などをしていましたが、お互い一線を越えることはなく、そのようなそぶりもありませんでした。

いまさら元彼とどうにかなりたいという気もありませんでしたが、何と言うか元彼は特別。彼だけの居場所が私の中にある感覚でした。後ろめたい事実や気持ちがないからこそ、その居場所は私にとって大切というか。

いつだったか、何で私達はあの時別れたんだろうかと聞いたことがありました。

彼の答えは「若かったんだよ」でした。私の何かが嫌いになったからとか、別の誰かを好きになったからとか、そんな理由ではなかったことが余計に切なかった。と同時に「ああ、そうだったのか」と、そういうことだったんだと10年近く私の中で消化できなかったものがすっと流れていくような感じでした。

あの時お互いまだ気持ちはあったのかもしれないけれど、若い私達にはどうにもできなかった。そして今目の前にいる彼はこの10年私の知らない時間が流れていて、それを取り戻すことはもうできないんだと妙に納得した瞬間でした。
それから時がたち、私も結婚することになり彼に報告したところ「俺も同じ時期に結婚することになった」と。正直ショックでした。自分の結婚を棚に上げてなんですが、自分でも「ああ、こんなにまだショックなんだ」と納得せざるを得ないほどに動揺しました。

お互いの結婚祝いと称して最後に飲みましたが、それを最後に今では会うことはありません。
決めたわけではないけれど、お互いに家庭を持つことのけじめと彼も思っていると思います。

もしかしたら、別れた後も何年も想いを引きずっている私に彼はずっと付き合ってくれただけなのかもしれません。私がその先に進めるようにただ見守っていてくれただけなのかもしれないと最近思います。
今はとても幸せです。今のパートナーと結婚して本当に良かったと思っていますが、思い出すと今でも切なくなる私の大事な思い出です。